セカンドオピニオンについて
現在歯科治療を受けられている、あるいは今後歯科治療を受ける予定の患者様が現在の担当歯科医師以外の歯科医師に診療内容について専門的な意見を求めることです。患者様がそれらの意見を比較することで、最良の治療を選択できます。
セカンドオピニオンのお問い合わせで多い内容
- 抜歯・歯の神経の処置の必要性の有無
- 入れ歯治療・インプラント治療の可否
- 矯正治療について
- 治療中の歯が良くならない原因について
- 重度の虫歯
- 重度の歯周病
- 歯列矯正
- 重度の顎関節症
- ホワイトニング
- 噛み合わせ(咬合)
ご説明、治療のご案内
客観的な立場から、治療法についてお話いたします。ご希望または必要に応じて、検査、診断を実施し、より正確な検査に基づいたご提案をさせていただきます。セカンドオピニオン外来では、患者さまがより良い治療方法を選択できるように、また主治医から安心して医療を受けていただくための手助けをさせていただきます。セカンドオピニオンの費用
セカンドオピニオンは「診療」ではなく「相談」になります。そのため、健康保険給付の対象とはならず、全額自己負担となります。前述の追加検査等も保険適応外となります。セカンドオピニオン料金 | 30分 およそ5,500円(税込) |
---|
セカンドオピニオンを受ける際の注意点
セカンドオピニオンは担当歯科医師以外の意見を聞くことで、担当歯科医師と患者様が患者様自身に合った治療法を探す事が目的であり、患者様の意見に賛同してくれる歯科医師を探すためのものではありません。現在通っている歯科医院の治療方針に不安があり、セカンドオピニオンを希望される場合に多いのですが、過度な先入観ゆえに治療に失敗するケースもございます。例えば現在の担当歯科医師が抜歯を推奨したとして、セカンドオピニオンで「抜歯せずに治療できる」という歯科医師に会えたとします。患者様にとっては抜歯せずに治療できればベストですが、実際には医学的観点からは抜歯がベストな選択であった、という場合もありえます。「セカンドオピニオンを利用すれば今より良い治療を受けられる」という先入観は捨て、その治療法のメリットとデメリットをしっかりと説明して貰うことが大切です。セカンドオピニオンの適応とならない内容
- ご本人が直接ご来院頂けない電話やメール等での御相談。(未成年のお子様の保護者の方、高齢の患者様の介護をされている御家族の方からの御相談等は承りますが、その他の場合は原則として御本人が直接ご相談にいらして下さい。)
- 医療過誤、裁判係争中に関する御相談
- 精神疾患についてなど相談内容が歯科以外である場合
- すでに根本的治療が終了し、その後の遺残症状等に関するご相談